2016年11月30日水曜日

Raspberry PiのGPIOヘッダ交換

ラズパイ単体で何かしようとするときにGPIO端子がピンヘッダであることに不便に感じていたので、ピンヘッダを引っこ抜いてソケットに交換してみました。
ピンヘッダは出てるものの、そこから線を引っ張ってくる方法っていうのが面倒に感じていたので、ブレッドボードなんかの配線が直接挿せるようにしてみました。
隣にブレッドボードを配置すれば簡単に回路が組めて便利かな~という簡単な考えです。

まずはB+ではお試し。う~む、悪くない。


しかしながら、シングルコアでいろいろさせるには、テスト環境として少々不安が残ります。
後先考えずにコネクタ引っこ抜きまくってるのも要因ではありますが…。

ともかく、ピンヘッダが簡単に引っこ抜けることが分かったので、引き続きRaspberry Pi 2にも同じ処置を施します。ネットワークオーディオを作った時の固定板をもう一回出力して、今度はブレッドボードを貼り付けます。
すると、ちょっとしたものを作りたいorテストしたいときに重宝しそうなボードキットが完成。



これは便利かもしれない。が、気づくの遅すぎた… 

2016年11月28日月曜日

写真 きぐめがね



昔Twitterにアップした画像だけども。こちらにも置いておきます。


開発コンセプトというか、設定をづらづらと。

・構造的に無理がないこと。
・ヘッドのラインをつぶさないこと。

人間の眼鏡でいうところのブリッジと鼻当ての部分をクリップのような構造にして、マズルの頭を挟んで装着します。磁石で固定しようと思ったけども、吸引力が思いのほか弱くて断念。

何度か試作してこの形に落ち着きました。まぁ…センスがないのは…目をつぶってやってください…。

こればっかやっとらんで、本体つくらんとね。

2016年11月25日金曜日

きぐふぁん2 ファン到着





40cm角厚さ10mmでDC5V駆動のファン、26個が無事到着。
Amazonでポチリティからわずか一日とスピード配達。

下の写真は一台袋から出して撮っていますが、箱を開けてほぼこのままの状態です。
そこのほうにプチプチもスポンジも何もなし。それほど精密でもないからいいのかなぁ…

Amazonレビューによると当たり外れがあるようなので、全数検査をする予定です。
その中でパスできなかったものの予備として必要数20に対して6個追加で注文しています。


きぐふぁん2についてメモ

今回買ったファンと同じ仕様で価格が倍近くするものを使って、加湿器の湿気に晒して何時間で壊れるのかを確かめてみました。超音波式の加湿器だったこともあって、水の中のミネラルがファン基板上に付着。一晩でお釈迦になりました。当たり前といえば当たり前なんだけどね…。 

どっちみち過酷な環境で使って壊れてしまうのであれば、交換前提で安いファンを使っていくほうが安く済むんじゃないか、という考えです。

基板のほうは部品全部頼んだし、あとは作るだけ。

2016年11月15日火曜日

きぐふぁん2 製造と販売について

きぐるみ用換気ファン2 についていろいろと考えていることを書き込んでいきます。
まだ構想段階のものも含まれていますので、途中で内容が変更になったり削除されることもありますが、
このように考えているくらいの気持ちで見てくださると幸いです。

今回は、製造と販売方法について書いてみます。

製造について

●製造のポリシー


一つの型番に対して製造するのは基本一度きりだと思ってください。俗にいうワンオフ品ってやつです。
需要が見込まれれば引き続き製造するかもしれない、程度に思っていてください。

こうやってものを作って売るのは初めてなので、今回はあんまり需要はないだろうな~ぐらいに考えています。今後どうするかはまた改めて…

●製造方法について


実装を業者さんに頼むと製品価格に跳ね返ってくるので、基本手作業で行います。
小さい部品が非常にもどかしいズレ方をしてるかもしれませんので、そこはご容赦ください。
ちなみに、使用するハンダは共晶ハンダ(鉛入り)です。一企業であれば環境のことを考えて鉛フリーハンダで実装とするところなのでしょうが、趣味である以上そこまで過剰に投資する必要はないと考えています。


●防湿・防錆処理について


きぐふぁん2は特に湿気や塩分の多い場所で使われることが想定されますので、基板に防湿・防錆剤を塗布してから組み立てます。ただ、あくまでも基板の腐食や劣化の可能性を低くするor遅らせる程度のものであって、100%防ぐものではないことをご承知ください。

なお、防湿・防錆処理に使用する薬剤は、サンハヤトのハヤコート MarkIIです。


販売ついて

●製品の販売形態


完成品キットとしての販売を行う予定です。
きぐヘッドに追加工を自分で行って、あとは組み込むだけの状態で販売します。
あと、回路図と書き込まれているプログラムのバイナリを公開しますので、好きに遊んでやってください。

ただ、どんな損害やトラブルが起きても自己責任としますので、その点ご承知ください。
ここのあたりは次回に回します。


●販売手段


販売手段は以下の3つを予定しています。

・各種イベントにサークル出展にて販売
・オフ会などで手渡し
・通信販売

当方、関東圏に住んでおりますので、関東圏でのイベントやオフ会での販売からスタートします。
遠くにお住まいの方には大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。  
「通販してけろ!」という声も聞きますので通販での販売も検討しています。…通販どえらい難しそうなんだけど…何をどーしたらいいんだっ!


●価格の決定

 

製造ロット毎に決定します。今回は

[1台あたりにかかった部品代]+[100円未満の端数繰り上げ分]

とします。
 今後、作るものによっては、ここに

[わが地元の銘菓ブラックサンダーn個分]

が追加されるかもれません。


内容は薄いけども、今回はここまで。


2016年11月6日日曜日

きぐふぁん2 概要

きぐるみ用換気ファン2 についていろいろと考えていることを書き込んでいきます。
まだ構想段階のものも含まれていますので、途中で内容が変更になったり削除されることもありますが、
このように考えているくらいの気持ちで見てくださると幸いです。

初回の今回は、概要について簡単に説明してみます。

変更履歴
--2016年11月14日 主な仕様を編集

きぐふぁん2って

どういうものかというと、「きぐるみヘッドに組み込める、制御基板付きDCファン」といったところでしょうか。パソコンなどの電気機器用の小さいDCファンに制御基板をのっけて使いやすくしたものです。
通気性が悪く、中の空気がこもり易いきぐるみヘッドの中の空気を強制的に排気するために作りました。

どういう人向けなのか

・ヘッド内の通気性が芳しく無くて蒸し暑い、息をするのが大変
・ヘッド内の通気性を確保して少しでも稼働時間を伸ばしたい

特に、発泡ウレタンでヘッドベースを作っていて、「長く出したいんだけど息苦しくて辛い!」という人に対して有効です。元々こういうタイプのヘッド向けに設計していたので、ウレタンの厚みの20mmにすっぽり収まるようになっています。

その他の作り方に対しては検証がまだできていませんが、埋め込むためのスペースと十分な強度が確保できれば使用は可能と考えられます。




外観


※この画像は一次試作品です。今回作るものとは見かけが若干異なります。
専用制御基板の下に電気機器用40mm角のDCファンを重ねて配置し、ひとつのユニットにしています。
写真にはありませんが、このユニットを囲うようなブラケットが付属します。このブラケットをヘッドベースに装着し、ブラケットにファンユニットをはめ込む形とすることで、取り外しとメンテナンスがしやすい構造とします。


主な仕様


外形寸法:(タテヨコ高さ)40[mm]×40[mm]×20[mm] (高さは突起部を含まず)
重量:約30[g] (まだ正確に測ってない…)
電源電圧:DC4.5V〜5.5[V] USBの5V電源推奨。この電圧範囲なら乾電池も可。
出力電圧:0〜電源電圧 (最大255段階の分解能)
主な機能:PWMチョッパによるファンへの供給電圧の変更、USBモバイルバッテリ使用時の省電力モード無効化(オプション)、独自シリアルバスによるリモート制御(オプション、FW変更が必要)


主な機能

・ファンの回転数コントロール
 外付けのボタン押下操作で回転数を変更します。
 例:(弱→強→弱…) とか (弱→強→切→弱→…) といった具合。

・過電圧保護機能
 DC6.0[V]以上の入力で制御回路の動作がOFFします。

・過電流保護
 400mA以上の電流消費時に動作OFF、一定時間経過後に復旧します。


今回はここまで。